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2017年08月18日(金) 12:00:00

第8回『8月後半、注目はジャクソンホール会合』

当コラムでは元・日興証券支店長を務めた経歴のある弊社の代表・久永が、四十余年に渡って見続けてきた相場観を元に、儲け話にかかわる国内外の大口投資家の動向など、久永だから知る裏話をお伝え出来ればと思います。

第8回『8月後半、注目はジャクソンホール会合』

代表取締役の久永です。

会員の皆様、いつも変わらぬご愛顧賜り、心より感謝申し上げます。

さて、今週末はお盆明けとなり徐々に秋相場が意識されてはじめています。

秋相場に向けて意識しておきたい指標があり、皆様にも注目しておいて頂ければと思い増すのでこの場をお借りし、お伝えしたいと思います。
 

■来週、ジャクソンホールで欧米の金融政策会合開催

来週24~26日、米国のジャクソンホールにて欧米金融政策に関する会議開催が予定されています。現状で意識されていることは、9月以降の米国利上げ、欧州の量的金融緩和縮小。

主要国の金融政策は大きく変化している中、変わらないのは“金融緩和の現状維持”を推進している日本くらいでしょう。安倍総理の「経済政策最優先」という発言もあって、そろそろ時期的に何かあってもおかしくないかも知れませんが、アベノミクス人気も失墜した総理に期待する買いが集まっておらず、もし出れば大きなサプライズとなりそうです。

それはさておき、金融政策に前向きな、欧米各国の中央銀行総裁、特にイエレンFRB議長、ドラギECB総裁の講演は世界中の専門家、投資家から注目されることが予想されます。

見方としては、市場の想定と一致した緩やかな利上げペースや金融引き締め速度が確認できるかどうか。これが確認できれば、市場に安心感をもたらし、日経平均は足元の好調な企業業績やGDP(国内総生産)などの経済指標を材料に、8月末~9月上旬には年初来高値を突破し、年末には2万2000円程度まで値上がりすることも予想されます。

日本株は好業績・割安であることは間違いありません。

しかし、上値を追う上で“材料待ち”という状況と言えますので、なんとかこの辺で買い材料が欲しいところです。それを考えるとやはり、来週24~26日のジャクソンホール会合は注目したいイベントです。

■今後の物色対象は?

・復活の中国経済、関連株の上昇開始か

株式市場は北朝鮮による地政学リスクで一時的に調整が強まりましたが、そんな中注目を集めたのが、鉄鋼、機械、非鉄、化学といった素材・市況セクター。

これらの銘柄の上昇要因として「中国需要」が指摘されているのをご存知でしょうか。

中国では今秋、5年に1度の「中国共産党大会」が開催予定で、大会に向け中国景気の拡大は続くと見られ、関連株に期待が膨らむ格好となっています。

中国経済は高成長路線を堅持して順調な拡大を続けており、先月17日に発表された17年4-6月期の国内総生産(GDP)は、実質で前年同期比6.9%増。17年の成長目標である6.5%前後を上回っています。

この中国の景気拡大を支えているのが政府主導の公共投資の盛り上がり。中国政府は道路、空港などインフラ投資を積極的に推し進めている為です。

習近平国家主席は、過去5年間の実績をアピールするためにも、公共投資を中心とする景気拡大策を今後も継続するとの見方が優勢。

つまり、米国や欧州、日本など堅調な世界景気が中国経済を支える構図は今後も期待できると見られているわけです。

この辺は、息の長い相場となる可能性もあるので皆様も注目しておかれた方が宜しいかも知れません。
 
代表取締役 久永 義一


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Profile
AMオンライン
代表取締役 久永義一

日興証券(現:SMBC日興証券、日本三大証券会社の一つ)で支店長を務めた後、東京スター銀行からのオファーを受け同社のヴァイス・プレジデントに就任。

それまでの経験・実績を買われ、AMオンラインの代表取締役に就任。

日興証券時代には、株式・転換社債・投資信託・債券のスペシャリストとして成績を残し、数々の優秀表彰を受賞し支店長に昇格。
支店長となった後も顧客から絶大な信頼を集め、三大証券の一つという巨大組織の中で人脈を広げ、その情報網・相場観は衰えるどころか増々輝きを強める。

また、優秀表彰を幾度も経験した事で優秀者のみが選ばれる海外研修に社を代表して派遣されており、世界金融の中心である米国はもとより、今や世界2位の経済力となった中国との強いパイプも有している。

40余年の長きに渡り、金融業界を渡り歩いてきた久永だからこそ持つ各地の富裕層、実務に関わる現役支店長クラスとのパイプは、TBM最大の強みであり、目からウロコの情報がほぼリアルタイムで届けられる。これからも久永、そしてTBMの情報からは目が離せない。